合板という材料 PART2
住宅によく使われる合板という材料のデメリットについての
続きです。
2)耐久性
合板は、材木を薄くむいたものを、接着剤で張り合わせたものだと
お話ししました。
合板は、水分を吸うと、
非常に短期間で劣化します。
ぶよぶよした感じになってしまうのです。
だから、屋外で使う場合は、
必ず、直接雨露がかからない
状態にしてあげないといけません。
外壁や屋根の下地材としても
よく合板をつかっていますが、
あくまで防水紙と呼ばれる
保護材で覆ってつかうので、
直接水が入り込むことは
ありません。
ただ、そうは言っても半永久という
ことでもないのです。
合板の寿命は
20~30年と言われていて、
それ以上になると
強度は徐々に落ちていく可能性があります。
(20年経ったからといって、急に劣化していくわけでは
ないと思いますが)
実際のところ、
合板の耐久性に関しては
それ以上長期間のデータも
不十分なようです。
今、政府は長期優良住宅といって
100年以上持つ住宅を
建てることを推進しています。
しかし、合板を使うなとは
言っていません。
ここらに、矛盾を感じます。
寺社仏閣などであれば、
何百年も前の建築物があったりしますが、
何十年かごとに、かなりの大規模な
修繕工事を繰り返してのことです。
一般住宅でそこまで
大げさな補修工事をすることは
まれでしょう。
今の段階では、合板を使うことはある程度
やむをえない現実的手段だと思います。
だから、
この家は、長期優良住宅だから100年持ちますとか
安易に言う風潮は、ちょっと疑問視しています。
続きです。
2)耐久性
合板は、材木を薄くむいたものを、接着剤で張り合わせたものだと
お話ししました。
合板は、水分を吸うと、
非常に短期間で劣化します。
ぶよぶよした感じになってしまうのです。
だから、屋外で使う場合は、
必ず、直接雨露がかからない
状態にしてあげないといけません。
外壁や屋根の下地材としても
よく合板をつかっていますが、
あくまで防水紙と呼ばれる
保護材で覆ってつかうので、
直接水が入り込むことは
ありません。
ただ、そうは言っても半永久という
ことでもないのです。
合板の寿命は
20~30年と言われていて、
それ以上になると
強度は徐々に落ちていく可能性があります。
(20年経ったからといって、急に劣化していくわけでは
ないと思いますが)
実際のところ、
合板の耐久性に関しては
それ以上長期間のデータも
不十分なようです。
今、政府は長期優良住宅といって
100年以上持つ住宅を
建てることを推進しています。
しかし、合板を使うなとは
言っていません。
ここらに、矛盾を感じます。
寺社仏閣などであれば、
何百年も前の建築物があったりしますが、
何十年かごとに、かなりの大規模な
修繕工事を繰り返してのことです。
一般住宅でそこまで
大げさな補修工事をすることは
まれでしょう。
今の段階では、合板を使うことはある程度
やむをえない現実的手段だと思います。
だから、
この家は、長期優良住宅だから100年持ちますとか
安易に言う風潮は、ちょっと疑問視しています。
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